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マンション売却

不動産の良い営業マン・悪い営業マンの見分け方まとめ

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マイホームの購入や売却を考えている皆さん、こんにちは。
ハウスメーカーで10年営業をしている大林です。

家を購入する時や売却する時、大切なパートナーとなるのが不動産営業マン(仲介業者)です。

どんな物件と出会えるか、高値で家を売却できるかはこの営業マンにかかっていると言っても過言ではないでしょう。
大きなお金が動く時に、当然悪い営業マンには担当されたくありませんよね。

そこで今回は、「悪い不動産営業マンの見分け方」について書いてみました。
是非、参考にして下さい!

接客の対応が悪い

身だしなみ・言葉遣いをしっかりしていない

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まず実績のある営業マンというのは、身だしなみや言葉遣い、立ち振る舞いに気を遣っています。

身だしなみや言葉遣いの汚い人から高いものを買おうとは思いませんよね。
また、会社として身だしなみチェックを徹底しているかどうかで、業者の質を見抜くこともできます。

主な身だしなみのチェックポイントは以下の通り。

・爪:短く切られているか、清潔か
・スーツ:体のラインに合っている、シャツの第一ボタンが締まっている、など基本的な着こなしができているか
・革靴:きれいに磨かれているか
・ボールペン:安物のボールペンを使っていないか
・におい:タバコのにおいはしないか

言葉遣いや振る舞いのチェックポイントは以下の通りです。

・目線を外さず、目を見て話をしているか
・初対面から馴れ馴れしすぎないか(適度に距離感を縮めてくれる感じであれば◎)
・他社の悪口ばかり言っていないか
・他の客の個人情報を漏らしていないか

以上は基本的なところです。

他にも初対面で違和感を感じることがあれば、その感覚は案外当たっているかもしれません。
信頼できる営業マンは立ち振る舞いからスマートなのです。

返事・返信が来ない

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返事が遅いのは営業マンとして致命的です。
大きな額の取引をするわけですから、返事が来ないことでお客さんを不安にさせるようではいけません。

購入の場合、こちらから催促するまで返事が来ないようでは、その間に良い物件を手に入れるチャンスを逃してしまうかもしれません。

もちろん、こちら側の返事を急かすような営業マンもNGです。

返事・返信に進展がない

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返事が来ても、内容に進展がなければ意味がありません。

こちらが気になったことや疑問に思ったことは、すぐに調べて返答してくれる営業マンが理想です。

やりとりがスムーズにいかない営業マンとは、契約後もスムーズに進まないことは目に見えています。

売却時には売却活動の報告をこまめにしてくれる営業マンが理想です。

儲けしか考えない

予算の限界ギリギリのプランを押しつけてくる(購入時)

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予算の限界ギリギリで提案してくる営業マンは、お客さんのことを真剣に考えていません。

購入時には、物件価格にプラスして事務手数料など多くの諸費用がかかってきます。
いきなり予算ギリギリの提案をしてくるなんて、その後の予算配分について親身に考えてくれているとは思えません。

その人に本当に合っている物件よりも、なるべく多くの仲介手数料を取ろうとしているとも考えられます。
悪い営業マンは、「こちらが買いたい物件」より、要望を無視して「業者側が売りたい物件(=仲介手数料が多く取れる物件)」ばかり進めてくるのです。

本当に親身になって物件を探してくれる営業マンは、その後のローンの返済計画や将来設計まで一緒になって考えてくれるはずです。

査定額が相場よりも高すぎる・安すぎる(売却時)

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早く買い手を見つけて自分の利益にしたいがために、相場よりも安く売ろうとする営業マンもいます。

なぜ安くても早く売りたいのかというと、専任媒介契約というものを結べば3カ月間は自分を仲介して売却できる(他社では売却できない)、つまり確実に自分が仲介手数料を手に入れることができるからです。

もしくは物件を探している他のお客さんに安く物件を買わせ、両者から仲介手数料を得ようとする営業マンも。自分ひとりで買い手と売り手を見つけることを両手仲介と言いますが、これを始めから狙う営業マンは売り手の利益よりも仲介業者の利益を優先していると言えます。

逆に、自分と専任媒介契約をしてほしいがために、相場より高く査定額を出す営業マンもいます。

相場より高く査定額を出すので喜んで飛びつきそうになりますが、結局売れずに物件の価値が下がり、売値を下げることになります。

査定額が高くても安くても、売り手のことを一番に考えていないということです。

信頼できる営業マンは査定額にも根拠がありますし、相場より少し高値で売ろうと頑張ってくれるはずです。

デメリットを言わない

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購入時に物件の悪いところを隠そうとしたり、「大丈夫」「気にならなくなる」とごまかす営業マンは典型的なダメ営業マンです。

売却査定時にマイナス面には触れず、査定額を高く見積もる営業マンもダメです。

信頼できる営業マンは、積極的に悪い面も伝えてくれます。

「このエリアの相場よりは少し値が張りますが、こんなに好条件なんですよ」などと、メリットとデメリットを織り交ぜて説明してくれる営業マンなら信頼できますし、説得力もあります。

そして、こちらも正しい目で比較・検討することができるので、本当に求めている物件を購入したり、適正価格で売却できるのです。

結論を急がせる

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悪い営業マンは客のことをお金としか見ていません。

他の業者よりも早く自分の手柄にしたいため、購入時には「他の人にも検討している人がいます」「人気の物件ですよ」などと煽ってきます。

考える間もなく連絡をしてきて、結論を急かすのです。

良い営業マンなら、じっくり慎重に、顧客目線でいてくれるはずです。

知識がない

売買の経験が少ない

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新人の営業マンでも熱心な人はいます。

しかし、受け答えがしどろもどろではやはりこちらも不安になりますよね。

宅建の資格もあると頼もしいですが、現場の営業マンでは持ってない人も多いです。
持っているに越したことはありませんが、なくても経験や知識でカバーできることも多いです。

担当エリアの知識や実績があるかどうか、思い切って聞いてみましょう。

物件やエリアの説明ができない

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悪い営業マンは売ることしか頭にないので、お客さんが住んだ後のことまで考えていません。

物件の内容はもちろん、エリアのことも下調べしてきていないので、周辺施設についての知識もありません。

信頼できる営業マンは、お客さんがそこで暮らすという具体的なイメージができるように説明をしてくれます。

分からないことを分からないと言わない

悪い営業マンは、こちらが質問しても的外れな回答を返したりごまかしたりします。

分からないことがあっても、すぐに調べて迅速に返答するのが信頼できる営業マンです。

良い営業マンを見つけるには?

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是非複数の不動産営業マンに会ってみてください。

良い営業マンというのは、ヒアリングをしっかりしてくれます。

購入時にはただお客さんの要望を一方的に聞くだけでなく、お客さんも気づいていない「本当に住みたい家」を会話の中から引き出してくれます。
お客さんには知識がありません。プロである営業マンがお客さんの要望を「見つけてくれる」のです。

売却時にも、査定額にプラスしてこちらの希望を聞いてくれる営業マンが良い営業マンと言えます。
同じ査定額でも、こちらの疑問や不安にもしっかり向き合ってくれる人に依頼したいです。

もちろん人当りが良いだけではいけません。
市場、物件だけでなく、エリア情報、ローン、保険、税金や法律の知識もあり、しっかりとお客さんをサポートしてくれる勉強熱心な人かどうかも大切なポイントです。

そして、こちらが何でも話せるような雰囲気の人かどうか。あなたとの相性も大事ですね。

以上のポイントを踏まえて、こちらの要望を伝えた時の営業マンの対応の仕方をしっかり見極めてください。

まとめ

いかがでしたか?
以上、悪い不動産営業マンの見分け方について書いてみました。

あなたが出会った不動産営業マンはどんな人でしたか?
これから会う予定という人も、是非チェックしてみてください。

いい物件に出会えますように!

マンションから一戸建てに買い替える時の疑問とまとめ

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マンションを一戸建てに買い替えようと悩んでいる皆さん、こんにちは。
不動産会社で15年営業をしている山内です。

「マンションを一戸建てに買い替えようと思うんだけど、疑問や不安がたくさんあって・・」
最近、このような相談を受けることが多いです。

そこで「マンションを一戸建てに買い替える時の不安や疑問と回答」を書いてみたいと思います。
その中でも今回は、8つの代表的な質問をあげました。
参考になれば幸いです。

Q1:購入が先?売却が先?

A:「売却が先」の方がリスクは少ないです。

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住み替えで心配されるリスクは2つあります、お金と住む場所です。

「購入が先」は、欲しかった家が確実に手に入るというメリットがあります。

しかし、マンションがすぐに売れなかった場合は2つの住宅ローン+マンションの管理費や修繕積立金などを払い続けなければいけません。これはお金の面での大きなデメリットです。

「売却が先」は、売って売却代金がすでに入っている(またはマンションの住宅ローンがなくなっている)ので、お金の心配がないのが大きなメリットです。

ですが、マンションを引き渡す時には引っ越しを済ませておく必要があります。購入する一戸建てを契約するまでは、どこかに仮住まいしなくてはいけない、というのがデメリットです。

実際には、購入する一戸建てに全く目星がなく住み替えを実行に移すことは少なく、エリアや開発地区などだいたい決まっていることが多いです。

リスクで考えると、買い手が現れない限りいつ売れるか分からない「購入が先」よりも、一戸建てが決まればゴールの、「売却が先」の方がリスクが少ないのでオススメです。

Q2:住宅ローン残債があっても買い替えはできますか?

A:はい、できます。

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買い替えを進めていく上で資金の計画を立てることはとても重要です。

まずは、マンションがいくらで売れるのか、ローン残債がいくらあるのかをきちんと把握しなくてはいけません。
ローン残債は自身で確認できるので、マンションがいくらで売れるのかを査定してみてください。

住宅ローンよりもマンションの査定額の方が多ければ、差額を一戸建ての頭金や諸経費にできます。
住宅ローンの方が多い場合も、不足額を自己資金で補うか、一戸建ての住宅ローンに不足額を上乗せする買い替えローンを利用するという方法があります。

Q3:査定は1社でいい?それとも複数がいい?

A:複数査定した方が、成功しやすいです。

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買い替えを成功させた方たちは、みなさん複数の査定を依頼しています。
下の体験談にもありますが、同じマンションでも不動産会社によって査定額に違いが出ます。

複数の査定を取った方が幅広く買い手を探せるので、結果的により高く売却できるのでしょう。
査定を多く取ったからといって、売却価格が安くなったり悪い影響はありません。

査定を複数取って成功した体験談
  • 売却を急いでなければ絶対3社以上査定した方がいい、最初3社やって数百万の違いに驚いて2社追加した。(47歳/女性)
  • あまり多くても対応で自分が忙しくなるだけなので3社ぐらいがちょうど良い。(60歳/男性)
  • 最初の査定は8社。それから絞って、最終的には2社と契約した。(42歳/男性)
  • 複数がいいと思う。5社に査定を依頼したが中には合わない人もいたので1社だとキケン。(55歳/男性)
よろしければこちらの体験談も参考にしてください!
「マンション売却成功体験談!プラス400万で売れた話」

Q4:住宅ローンを2つというのはどうですか?

A:住宅ローンを2つはキケンです。

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住宅ローンを2つ組むということは、毎月の支払いが2つ。それに、2つの住宅ローン審査をパスする年収が必要です。

住宅ローンを2つよりも、Q2で少し触れた買い替え(住み替え)ローンをオススメします。

買い替えローンは、マイホームを買い替える人だけが使えるローンです。住宅ローン残債があるマンションを売った不足額を、新たな住宅ローンに上乗せして組めるもの。

買い替えローンなら、住宅ローンは「新しい家のローン+不足額」の1つで済みます。

Q5:買い替えるマンションを売ると貸すでは、どっちがオススメ?

A:特別な理由がない限り、売却をオススメします。

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貸すと毎月家賃収入が入ってきます。ですが、大変なことが多いのが現実です。
貸した場合のメリット・デメリットをよく理解して判断しましょう。

マンションを貸した場合と売却した場合が詳しく書いてある記事
「マンションを貸すか売るか迷った時に読むメリット・デメリットまとめ」
こちらも参考にして下さい。

Q6:買い替えにかかる費用は?

A:買い替えには、「購入」「売却」それぞれに費用がかかります。

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費用のほとんどは税金や登記のためのもので、金額が決まっています。

「購入」と「売却」それぞれ見ていきましょう。

購入にかかる費用
  1. 住宅ローンの諸経費・・・借入金額や銀行によって異なる。例:2,000万円35年の住宅ローン、保証料42万円・事務手数料3万2,000円
  2. 火災、地震保険料・・・物件により異なる。
  3. 公租公課・・・固定資産税、都市計画税、不動産取得税のこと。金額は土地や建物により異なる。
  4. 購入にかかる印紙代・・・売買契約書に貼るもの。売買代金により異なるが1万円~4万5,000円ほど。
  5. 登記費用・・・物件、司法書士により異なる。
  6. 仲介手数料・・・仲介業者から購入した場合、(売買代金×3%+6万円)×消費税。不動産会社など持ち主(ハウスメーカーや工務店)から直接購入した場合はかからない。

一般的に、合わせると物件価格の5~10%と言われています。

売却にかかる費用
  1. 抵当権抹消登記の費用・・・住宅ローン残債がある場合のみ必要。2~3万円。
  2. 移転登記・・・数万円
  3. 一括返済の手数料・・・住宅ローン残債がある場合のみ必要。2~3万円。
  4. 売却にかかる印紙代・・・売買契約書に貼るもの。売買代金により異なるが1万円~4万5,000円ほど。
  5. 仲介手数料・・・(売買代金×3%+6万円)×消費税 例:売買価格3,000万円の場合は約104万円
戻ってくるお金

マンションを売却すると戻ってくるお金もあります。

  • 固定資産税・・・1月1日の所有者に対して請求があるので、日割りで買い手から戻ってきます。
  • 火災、地震保険料・・・5年や10年の固定年数での料金を支払っているので、日割りか月割りで戻ってきます。
  • マンションの管理費等・・・先払いがほとんどなので、所有者が変わった月からの分が戻ってきます。
  • 住宅ローンの保証料・・・住宅ローンを初めに組んだ年数分の保証料なので、経過していない分の保証料は戻ってきます。

Q7:買い替えでは、どんな税金がかかりますか?

A:買い替えをすると、購入では5つ、売却では4つの税金がかかります。

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購入でかかる税金
  1. 印紙税・・・売買契約書に貼る収入印紙のこと。郵便局で購入、契約時に持参する。
    現在は軽減措置があるため、1,000万円超~5,000万円以下の契約は1万円。
  2. 登録免許税・・・登記移転時に必要。登記手続きを依頼した司法書士に頼む。
  3. 固定資産税、都市計画税・・・1月1日の所有者に請求がくる。契約前の持ち主(ハウスメーカーや工務店)に、引き渡し後~同年12月31日までの分を支払う。翌年からは自宅に納付書が郵送される。
  4. 不動産取得税・・・不動産を取得した時に支払うもの。6ヶ月~1年経って納付書がくる場合もある。
  5. 消費税・・・一戸建ての場合は建物にかかる、土地にはかからない。また、仲介業者を介して買ったら仲介手数料にもかかる。
売却でかかる税金
  1. 印紙税・・・売買契約書に貼る収入印紙のこと。郵便局で購入、契約時に持参する。
    現在は軽減措置があるため、1,000万円超~5,000万円以下の売却は1万円。
  2. 登録免許税・・・登記移転時に必要。登記手続きを依頼した司法書士に頼む。
  3. 固定資産税、都市計画税・・・1月1日の所有者に請求がきているのでその1年分を先払いしている状態。売った後(引渡し後)からはは買い主が負担する。契約時に買い主から引渡し後~12月31日までの分を受け取る。翌年からはマンションの分の請求は来ない。
  4. 消費税・・・仲介手数料にかかる
  5. 利益が出た場合は、所得税もかかる。

Q8:買い替えでも住宅ローン控除(減税)を使えますか?

A:はい、使えます。

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買い替えでも、住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は使えます。
これは、住宅ローンでマイホームを新しく買い、諸条件を満たしていれば何度でも使えます。

また、”居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例(3,000万円控除)”というものもあります。
この3,000万円控除は、マイホームを売却して利益が出た場合にかかる所得税を軽くする制度です。

しかし、残念ながら住宅ローン控除と3,000万円控除は両方使えません。
住宅ローン控除と3,000万円控除をそれぞれ計算して、どちらがお得なのかしっかり考えてください。

多くの方は、最長10年間控除される住宅ローン控除の方がお得になります。

3,000万円控除について詳しくは、
「マンション売却で利益が出たら必見!節税できる!所得税・住民税」
こちらの記事も参考にしてください。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、「マンションを一戸建てに買い替える時の不安や疑問と回答」の代表的なものを8つあげました。

買い替えは、売ると買うのタイミングが大切です。
まずは資金計画の第一歩として、今のマンションの査定してみてください。

住宅ローンの残債と査定額のバランスをしっかり把握することが、買い替え成功の第一歩です。

住宅ローン滞納した場合の状況・対策まとめ

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住宅ローンの返済で悩んでいる皆さん、こんにちは。
不動産会社で15年営業をしている山内です。

「住宅ローンを滞納するとどうなるの?」

最近、このような相談を受けることが多いです。
統計によれば、住宅ローンが原因で破産する人は、ここ10年で1.5倍増し。

そこで今回は「住宅ローンを滞納した場合の状況・対策」を書いてみたいと思います。
参考になれば幸いです。

滞納1カ月

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1カ月滞納すると「○月〇日までに延滞金・利息を含めた¥○○○○を入金してください。」
と請求書が来ます。

住宅ローンを組んでいる金融機関からです。
再引き落としできなかったので、引き落としから振込みに変わります。

滞納することがあらかじめわかっているなら「○月〇日支払います。」と連絡して、支払う意思をアピールしておきましょう。
請求書が来るといった状況は変わりませんが、支払う誠意をみせられます。
そして、必ず決めた日に支払う!

では、滞納1ヶ月で支払えない場合はどうなるでしょう。

滞納2~3カ月

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滞納1ヶ月で支払えなかった場合は、督促状(とくそくじょう)という通知が来ます。

内容は請求書とほとんど同じですが、少し強めの文章に変わっています。
督促状も、住宅ローンを組んでいる金融機関から届きます。

それでも支払いがない場合は、催告書(さいこくしょ)が金融機関から届きます。

催告書は、支払わないと法的手段に出ますよ、と催促するもの。

催告書(さいこくしょ)は、きちんと相手に届いたか確認できるように内容証明で届く場合がほとんどです。

催告書で支払われないと、金融機関はまずあなたの「分割払いの権利」を取り上げます。
これで、あなたは分割払いすることが出来なくなり、住宅ローンの一括返済を求められます。
もちろん、一括返済なんてできるはずがありません。

請求を無視している間に・・

金融機関は、保証会社に一括で支払いをを請求します(代位弁済)。
保証会社は、住宅ローンを金融機関に一括で返済します(代位弁済)。
代位弁済で、債権が金融機関から保証会社に変わりました。

返済は、住宅ローンを組んだ金融機関でなく保証会社にしていくことになります。
代位弁済されると、住宅ローンを分割で支払う権利はなく、一括返済になってしまいます。

その後は・・

滞納4~5カ月

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代位弁済で、住宅ローンの債権が金融機関から保証会社に移りました。

その後、保証会社から一括返済の請求がきます。

「あなたの金融機関から代位弁済の請求があったので、代わりに支払いました。
その代金と利息を一括で支払ってください。支払えない場合は競売にかけます。」といった内容です。

当然、一括返済できないと思うので保証会社は競売手続きに入ります。

競売手続きに入ったらどうなるのでしょうか・・

滞納6カ月以降

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競売にかけられると裁判所から「競売開始決定」の通知が来ます。

その後、

「担保不動産競売開始決定通知」が来て競売が開始されます。

競売が開始されるとこんなことに影響が出ます。

家に住み続けられる?

住めなくなります。

マイホームを売らなきゃいけない?

このまま滞納が続けば手放すことになります。
今後支払えないなら売った方が得策かもしれません。まだ滞納前なら通常売却、滞納して間もなくは任意売却で売却することになります。滞納を続けるといずれは競売で大損して売ることになります。

家を勝手に売られる?

競売にかかると勝手に売られます。

会社に連絡がいく?

可能性はあります。
ローンの名義人が請求書を無視し続けると、きちんと働いているのかどうか会社に所在確認をすることがあります。

滞納分の住宅ローンの支払いはできなくなる?

できなくなります。
競売にかかると、分割払いの権利を失ってしまいます。たまった6ヶ月分を清算して、また通常通り分割で支払う、なんてことはできません。

ブラックリストにのる

ブラックリストとは、ローンを組む時に審査の基準になる信用情報機関のこと。ブラックリストにのってしまうと、車など他のローンも組めなくなります。

借り換えや新たなローンはできない?

ブラックリストに載るのでできません。

給料差し押さえされる?

されます。
競売で落札され、代金は借金返済にあてられます。それでも残った借金の支払い義務は消えません。返済が進まないと給料差し押さえもあります。

では、こんな悲惨な状況になる前にできる対策を紹介します。

対策

収支を見直す

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節約、家計全ての費用を見直す。

・固定費、通信費 
 →格安スマホに変える、固定電話解約、家のネット環境をポケットWi-Fiに変える

・塾や習い事の整理
 →塾や習い事はやめる

・食費、娯楽費
 →食費や娯楽費はできるだけ切り詰める。

・仕事量を増やす
 →パートやアルバイトに出る、パートなら正社員に、休日は単発バイト。

親に相談する

親に借金を頼む。

金融機関に相談する

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・金利の低い銀行に借り換え

・滞納していなければリスケジュールという手もある
 →返済効期間を延ばす、ボーナス払いなし

マイホームの売却を検討する

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・早めに売る
 →売却金額の方が高くないと売れない

・売却できるリミットがある
 →滞納があると通常売却はできない

絶対にやめたほうがいいことは?

消費者金融からお金を借りる

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ローンの中で1番金利の低い住宅ローンが払えないのに、それ以上の金利の消費者金融の借金が支払えるはずがありません。

借りた翌月から、「住宅ローン+消費者金融の返済」に増えていきます。

逃げる

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連帯保証人に迷惑かかります。

連帯保証人はたいてい親や配偶者。その人にすべての借金を背負わせることに。
逃げても住民票を移せず悲惨な生活になっていく。
住民票がないため家が借りられず、まともな職にもつけない。
子供は学校にも通えない、健康保険がないため病気やケガをしても病院にも連れていってあげられない。

良いことは1つもありません。

まとめ

いかがでしたか?
競売にかかってしまうと確実に生活に影響が出てきます。

今、もし売ることになったらいくらになるか?これを把握しておくだけでも対策が取れます。

支払えなくなってから慌てるのではなく、早めの対策が必要です。
売るとなったら充分返していけるのか、足りない分自己資金はいくら必要なのか?心の準備を常にしておきましょう。

マンションを貸すか売るか迷った時に読むメリット・デメリットまとめ

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マンションを貸そうかなと考えている皆さん、こんにちは。
不動産会社で15年営業をしている山内です。

「マンションを貸して毎月収入を得たいと考えています。どう思いますか?」
私は仕事柄、このような質問をよく受けます。

たしかにマンションを貸せば、収入を得ることができます。
結論から言うと、マンションを貸すことはデメリットばかりです。
正直、やめたほうがいいです。

それならばマンションを「売る」ほうが間違いなくいいでしょう。
デメリットがほとんどないからです。

そこで今回はマンションを「貸すメリット、デメリット」「売るメリット・デメリット」を書いてみようと思います。
是非一度、見てみてください!

貸すメリット

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収入が見込める

マンションを貸す理由は、「家賃収入」です。
他にはないでしょう。
家賃収入で毎月すごく儲かるならみんな貸しますよね。

家賃は、立地条件や築年数・間取りによって大きな差が出ます。
では、すでに持ち家を賃貸に出している人はどれくらいの家賃収入を得ているのでしょうか。

<持ち家を貸している人の家賃収入割合>
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SUUMOより引用

このグラフから、約半数の方が年間50万~150万円未満の家賃収入を得ていることが分かります。

しかし毎月かかる経費もあり、家賃が丸々収入になるわけではありません。
家賃収入と、賃貸に出すことでかかる経費とのバランスが大切です。

資産を維持できる

売却しなければ、マンションという資産は維持できます。
転勤で5年だけ貸したい、などいずれまた住むつもりの場合も安心です。

期間を決めて賃貸に出したい場合は、退去してくれないリスクもあるので定期借家契約がオススメです。

貸すデメリット

収入が不安定

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マンションを賃貸に出せばずっと家賃が入ってくるわけではありません。
空家の期間があれば、その期間は家賃収入が¥0です。

¥0ならまだしも、家賃収入¥0の間も管理費や修繕積立金などはかかるので、実際にはマイナスです。
住宅ローンを払い続けながらなら、なおさら毎月家賃が入らないと困ります。
入居者の家賃滞納も、ないとは限りません。

下のグラフを見てください。

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SUUMOより引用

このグラフを見ると、困ったことのほとんどが「お金」に関する事です。
約半数の方が空室期間があり困った経験がありました。

空室期間があったとしても順調に賃貸を続けていけるかどうか、しっかりと考える必要があります。

毎月の収入が徐々に減る

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マンション自体の価値は、古くなるほど低くなるので、築10年と築30年のマンションが同じ賃料というわけにはいきません。
加えて、マンション自体の修繕積立金は徐々にに上がっていきます。

所有者としての支払いが増える反面、大家さんとしての家賃収入は減ります。
築年数が古くなればなるほど、利益幅は減ってしまいます。

大きな支出がある

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一時的な大きい支出と言えば、入退去時と設備が故障した時です。
入居者が変わるタイミングで、ハウスクリーニングや壁紙の張り替えなどで大きな支出があります。

そして、設備が故障した時の入れ替えも大きな支出です。
エアコン・給湯器・コンロなど、もとからマンションの一部として付けてある設備が故障した場合、修理や買い替えは大家さん負担です。

大家さんの責任がある

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大家さんになると、色々大変なことがあります。
確定申告、入居者とご近所さんとのトラブル処理、入居者とのトラブルです。

マンションを賃貸に出すと言うことは、家賃収入があるので確定申告が必要です。
確定申告に必要なお金の流れもきちんと把握しなければいけません。

また、ご近所さんからの入居者に対する騒音・ゴミ出しなどの苦情を処理しなければならないこともあります。
もとは大家さん自身が住んでいた家です、交友関係もできているでしょう。
入居者が夜中まで騒いでいたり、ゴミ出しのマナーが悪かったりすると苦情は大家さんにきます。

そして、入居者との直接的なトラブルもあります。
家賃の滞納や退去時の修復費用の負担などです。

分譲マンションの多くは、賃貸用物件よりも面積が広く、作りも丁寧です。
壁紙の張り替えだけでも賃貸用物件よりも高くなる傾向があります。

毎年マンションの住人が集まる総会などにも出なければいけません。
このように、住んでいなくても大家さんには所有者としての責任がついてまわります。

最終的には売れなくなる

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中には、数年貸してその後住まなかったら売ろうと考える方もいるかもしれません。
マンションに限らず家はどんどん古くなり、傷んでいきます。

仮に、築10年のマンションを売らずに20年間貸したとしましょう。
その20年後、やっぱり住む予定はないからと売りに出しても、すでに築30年です。
築30年では、売ろうと思っても売れないのが現実です。

ここまでのまとめ

マンションを貸すと、入居者がいれば家賃収入が見込めるというメリットがあります。

でも、

  • 収入が不安定
  • 毎月の収入が徐々に減る
  • 大きな支出がある
  • 大家さんの責任がある
  • 最終的には売れなくなる

など、デメリットの方が多いのが現実です。

だから、たいていの人は「売る」選択をしています。

次は「売るメリット・デメリット」を見てみましょう。

売るメリット

売却代金が一括で入る

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売るなら当然ですが、売却代金という大きなお金が一括で他に入ります。
住宅ローンが残っている場合は売却代金から支払うので、住宅ローンのしがらみから解放されます。

ただし、売却代金で住宅ローンを支払えない場合は不足額を自己資金で補う必要があります。
詳しくは、「ローン残債があるマンション売却のコツ!損しない6つのパターン」
をご覧ください。

早い方が高く売れる

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マンションを売る場合は、その時の価値で売れるので早い方が高く売れます。
マンションの価値は年々落ちっていくので、数年貸して売るなら今売った方が確実に高く売れます。

仮に、5年貸して売るとします。
その5年間の純粋な利益と比べて、5年後の売却価格はどうなるでしょうか?
土地の値段は先が読めませんが、建物自体は確実に老朽化しているので価値は落ちています。
「今売った場合の査定額」と、「5年後の査定額+5年間の利益」、後者の方が高いのはごく一部の物件です。

ライフプランが見直しやすい

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売れば、賃貸のような収入の不安定さがなくなります。
どれくらい上がるか分からない修繕積立金の心配もなくなります。

貸していて毎月数万円の利益しか生み出さないとすれば、修繕積立金の一時徴収があれば赤字になってしまいます。
売れば先の読めない不安から解放されます。

また、築年数が古い物件なら、住まないから貸したとしても借り手がいなければ赤字になります。
修繕積立金や固定資産税の支払いは所有しているだけで支払う義務があります。

支出がなくなる

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売れば、

  • マンションの住宅ローン
  • 修繕積立金
  • 管理費
  • 固定資産税

などの支出はなくなります。
もちろん、ハウスクリーニングや壁紙の張り替えの代金もいりません。

大家さんの責任から解放される

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大家さんとしての、

  • 家賃の徴収や設備の修復
  • ハウスクリーニングや壁紙の張り替えや雑務
  • トラブル処理
  • 入居者とのトラブル
  • 確定申告

などがなくなります。

売るデメリット

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資産を失う

マンションを売ってしまうので、資産はなくなります。
資産はなくなりますが、売却代金が入ります。

住宅ローンが残ると売れない

売ろうとする時、住宅ローンが売却金額を上回っていると売れません。

売却の時には住宅ローンをゼロにしなければいけないので、差額分を自己資金で補うことになります。
売却代金で清算できる場合は、売却と住宅ローンの清算が同時にできるので問題ありません。

まとめ

マンションを貸すと収入があるしマンションという資産を維持できます。
でも、デメリットが多いのが現実です。

  • 収入が不安定
  • 毎月の収入が徐々に減る
  • 大きな支出がある
  • 大家さんの責任がある
  • 最終的には売れなくなる

一方、売ると家賃収入や資産がなくなります。

でも、メリットは多いです。

  • 売却代金が一括で入る
  • 早い方が高く売れる
  • ライフプランが見直しやすい
  • 支出がなくなる
  • 大家さんの責任から解放される

マンションを維持して貸すよりも、売る方が圧倒的にリスクが低いです。

だから、たいていの人は売る選択をしています。

マンションが売れない原因と対処法まとめ

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マンションが売れないと悩んでいる皆さん、こんにちは。
ハウスメーカーで15年営業をしている田中です。

「マンションが売れないのはなぜ?」

このような質問をよく受けます。
もちろんマンションが売れないのは理由があります。

そこで今回は「マンションが売れない原因」「売るための対処法」を書いてみたいと思います。

マンションが売れない原因

価格設定が高い

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売れない原因のほとんどがこれです。

当たり前ですが、マンションにも相場があります。
相場に合っていない価格設定では売れません。
新築とほとんど変わらない価格だったり、相場より数百万円も高かったり。

こんなマンションは売れるはずがありません。
中古のマンションを求める人は、安さを重視していますからね。

もちろん価格を決めるのは売る人の自由です。
でも、買う人もバカじゃありません。
買う人はネットで大まかな相場を調べたり、似たような物件の価格を比較したりします。

なので相場よりも高いマンションはすぐに分かるのです。
相場より高いと分かれば、誰ひとりとして買いません。

しかもマンションが売れ残り続ければ、いわくつきの物件と思われます。
そうなればマンションの価値が下がり、価格設定を安くせざるを得ない状況になるのです。

価格設定を高くしすぎると、売れないし、最終的に大損するし、良いことがひとつもありません。

築年数が10年以上

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マンションを買う人は築年数をかなり気にします。
統計によれば、買う人の6割以上が築10年以内のマンションを求めています。
築10年以内を求める理由は主に2つ。

1つ目の理由は安全と考えているから。
買う人は耐震性を気にします。
築年数が経っていると、マンションの耐震性に不安を感じます。日本は地震が多いですからね。

もちろんマンションは古くても耐震性に問題はありません。
でも買う人は新しいマンションであればあるほど安全と考えます。

では世の中の人は、築何年のマンションが安全と考えるのか?
それが築10年以内なのです。

2つ目の理由は維持費が安いから。
マンションを買う人は、毎月の維持費(管理費や修繕積立金)を気にします。
維持費が高いと、生活に影響が出ますからね。少しでも安く抑えたいと思っています。

でも、古いマンションは維持費が高いです。
古くなればなるほど、補修が必要になりますからね。
新しいマンションよりも、維持費が2倍以上も高いことはよくあることです。

古いマンションの維持費を知った人は何を思うのか?
高い維持費を払うのはもったいないと思うのです。
その結果、購買意欲が無くなったり、もっと新しいマンションが欲しいと思ったりします。

では世の中の人が安い維持費と感じるは築何年なのか?
それが築10年以内なのです。

築10年以上のマンションを売る人は、時間がかかる、値下げせざるを得ないと思ったほうがいいでしょう。

悪徳な不動産会社が仲介している

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世の中には悪徳の不動産会社が存在します。
それは仲介手数料で儲けようとする会社です。

不動産会社はマンション売却の仲介をすると手数料が貰えます。
一方、購入の仲介をしても手数料が貰えます。
もし、ひとつの物件で購入・売却のどちらも仲介をすれば、両方の手数料が貰えるのでウハウハです。

悪徳の不動産会社は、両方の手数料を貰おうとします。
売却の依頼をされると、購入希望の人が出てくるまでずっと待ち続けるのです。

他の不動産会社から「買いたい人がいるよ」と 連絡があっても全て無視。
購入する人を自分達で見つけて、売却・購入の両方の仲介手数料を貰うために、数少ない売れるチャンスをわざと潰すのです。

なので、悪徳の不動産会社に売却の依頼をすると、マンションは売れにくいです。
もちろん、他の不動産会社の連絡に応えたからといって、売れるとは限りません。
でも売れるチャンスを逃しているのは間違いないでしょう。

世の中にはそんな悪徳な不動産会社がたくさん存在するのです。

内覧前に掃除をしない

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「きれいなマンション」と「汚いマンション」。
買う人はどちらを買いたいと思いますか?
もちろん「きれいなマンション」ですよね。

人の第一印象は見た目で決まると言われていますが、マンションも一緒です。
見た目が悪いと、間違いなく売れません。

見た目を良く見せるにはどうすればいいのか?

徹底的に掃除をするしかありません。
玄関まわり、リビング、キッチン、浴室、トイレ、収納スペースなど。

家の中のすべてを掃除をするのです。
家の中がきれいになれば、見学する人の購買意欲を高めることが出来るでしょう。

買い手がつかないまま放置するとどうなる?

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維持費を延々と払い続けることになります。

マンションは固定資産税のほかに、管理費、修繕積立金の維持費を払わなくてはいけません。
1年間所有しているだけで、数十万円の維持費です。
もはや資産ではなく、大きな負債となります。

またマンションは古くなればなるほど価値も下がります。
価値が下がれば、必然的にマンションの売値を安くせざるを得ないわけです。
なので、買い手がつかない状況が続くと、良いことがひとつもありません。

でも、マンションはきちんと対処を行うと売れるのです。
ということで、次はマンションを売るための対処法を紹介したいと思います。

売るための対処法は?

対処法は主に3つあります

・価格設定を見直す
・マンションの質を上げる
・不動産会社を見直す

では順番に見ていきましょう。

価格設定を見直す

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たいていの人はこの対処法を行います。
マンションの価格を下げるしか方法がないと思っているからです。

たしかに価格を下げれば、売れる可能性は高くなるでしょう。
でも、その決断が何百万円の損をすることもあるのです。

スペックが似ている2つのマンションが200万円の差で売れる。
これはよくある事例です。
200万円の差がつく原因は、売るタイミングだったり、不動産会社の営業力だったりする場合が多いです。
なので、価格設定を見直さなくても、売れることは結構あるんですよね。

もし、価格を下げるのであれば、慎重に決断をしましょう。

マンションの質を上げる

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マンションの質を上げるために、リフォームをする人がいます。
たしかにリフォームすれば、アピールすることが出来るでしょう。
でも、リスクが大きいです。

世の中にはリフォームを求めていない人が大勢います。
それは少しでも安く買いたい人です。

リフォームをすれば大きな費用が掛かるので、その費用を上乗せして売らなければいけません。
少しでも安く買いたい人が、高くなったマンションを買いたいと思いますか?
思いませんよね。

また世の中には自分好みにリフォームをしたい人も大勢います。
リフォームする前提で買う人が、わざわざリフォーム済みのマンションを買うと思いますか?
買うはずがありません。

もちろん、リフォームをしたおかげで売れることもあります。
でも大金を掛けてリフォームをしたのに、売れなかったら…。お金のムダです。
実際、リフォームして売れないことはよくあります。

大きなリスクを背負うぐらいなら、リフォームしないほうが良いでしょう。

不動産会社を見直す

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この対処法は、みなさん行わないんですよね。
でも、この対処法が1番オススメなんですよ。
それは高値で素早く売れるようになるからです。

実は不動産会社によって得意分野があるんです。
都心の物件を得意としていたり、郊外の物件を得意としていたり、一戸建てを売るのが得意だったり、マンションを売るのが得意だったり。

不動産会社の選択で、売値や売れるスピードが全然違います。
実際、不動産会社を変えただけで「価格を下げずに売れた」「すぐに売れた」という声をよく聞きます。

では、どうやって自分に合った不動産会社を見つけるのか?
まずはたくさんの不動産会社に声を掛ける。
そして、その中から自分に合った不動産会社を吟味すればいいのです。

でも、たくさんの不動産会社に声を掛けるのって面倒ですよね。
そこで便利なのが「一括査定」というシステムです。

一括査定は一回の申込みだけで、複数の会社に査定の依頼ができます。

もちろん手数料は一切かかりません。

しかも申込みがとても簡単です。
スマホやパソコンから、個人情報・マンション情報を入力するだけ。
わざわざ不動産会社に来店しなくても、家でスマホやパソコンをポチポチするだけでいいんですよね。

申込み完了後、数時間~1週間ほどで査定額がメールで届きます。
当然、アナタは複数の不動産会社の査定額を比較しますよね。

それは不動産会社も分かっています。
分かっているから、安い査定額を提示しません。

あとは査定額の高い不動産会社から順にやりとりをして、自分に合った業者を見つければいいのです。

自分に合った不動産会社が見つかれば、マンションを高値で素早く売ることが出来るでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
マンションが売れない原因は主に4つあります。

・価格が高い
・築年数が10年以上
・悪徳な不動産会社が仲介している
・内覧前に掃除をしない

でも理由を知っただけでは、マンションは売れません。
売るためには「対処」しなければいけません。
対処法は主に3つあります。

・価格設定を見直す
・マンションの質を上げる
・不動産会社を見直す

でも、なるべく損をしたくないですよね。
出来ることなら高く売りたいのが本音。

だから、一番損をしない不動産会社の見直しをしましょう。
不動産会社を変えるだけで、売値や売れるスピードが全然違いますよ。