戸建て住宅の購入を考えている方、こんにちは!
家って高いですよね。
注文住宅で建てられれば自分好みの家が建てられると思いますが、資金的に建て売り住宅を選ぶ方も多いと思います。
私もそうです。
建て売りはどうしても量産されているイメージがありますよね。
そこで、今回は質のいい建て売りの選び方を紹介したいと思います。
これから建て売りを選ぶ方の、参考になれば嬉しいです。
建て売りとは?
新築の戸建て住宅には、注文住宅と建て売り住宅の2種類があります。
「注文住宅」は、注文してから建ててもらう住宅、
「建て売り」は、建ててから売りに出される住宅のことです。
注文住宅はこだわれる反面、着工前は更地なので実際の家を見ることができません。
建て売りは買う前に家を見られますが、こだわることができません。
建て売りを買う方はいくつか見て回ると思います。
「キッチンはA物件の方がいいけど、お風呂はB物件の方がいいな~」なんて思いながらも、
どこかに妥協して決める・・・これが建て売り住宅だと思います。
注文住宅と建売住宅について、もっと詳しく知りたい方は「建売住宅と注文住宅どっちがいい?重視すべき9項目で徹底比較」をご覧ください。
建て売りは2種類ある
建て売り住宅には、2種類あるのをご存知ですか?
・工務店が建てて販売している建て売り
・仲介業者が販売している建て売り
の2つです。
「工務店の建て売り」は、地元の工務店が土地を買い、その工務店が設計して建て、その工務店が販売するものです。
「仲介業者の建て売り」は、全国規模の大きな会社が家を作り、現地で基礎工事と合体、仲介業者を通して販売されています。
工務店の建て売りはすべて一貫して同じ工務店がやっているのに対して、
仲介業者の建て売りは、色々な業者によって建てられ、仲介業者が販売するという違いがあります。
オススメは工務店
私のオススメは、だんぜん工務店の建て売りです。
最大の理由は仲介手数料が0円なこと。
不動産は、持ち主から買えば仲介手数料は0円(仲介していないから)、
持ち主以外から買えば仲介業者を通すことになるので【(物件価格×3%+6万円)×消費税】の仲介手数料がかかります。
例えば3千万円の物件なら約103万円、4千万円の物件では約136万円もかかってしまいます!
工務店から買えば、元の持ち主は工務店なので仲介手数料は0円です!(工務店が自社で販売している場合)
100万円も浮けば、家具や最新家電が買えますよ~!
工務店だとイイこと
工務店でから買うと仲介手数料が0円なのは、先ほどお話しました。
他にも工務店ならではのイイことがあります。
設計者や工事担当者がわかる(会える)
ほとんどの工務店では、引き渡し前に工事責任者に会えます。
我が家は、2回目に家を見に行った時に工事責任者に会えました。
その責任者の方は、我が家の設計もした一級建築士です。
設計して建てた人と話しができるのは、すごく安心できます。
使われている建築材料のデータがすぐ出る
建てた工務店なら当然のことですが、家を分かった上で話ができます。
部品のデータがあるのはもちろん、工事を担当した方は部品まで覚えていました。
他のことで相談した時も設計図が頭に入っているので、ここは地下に配管があるから基礎は埋め込めない・・など話が早いです。
仲介業者から買った場合、なかなか話が進みません。
友人は、仲介業者に電話しても工事業者に電話してもどうなっているのか進まない!と困っていました。
全ての会社がそうではありませんが電話を取り次いだ事務員さんに、どんな風に困っているのか理解してもらうのに時間がかかったそうです。
困った時、話が早い、駆けつけてくれる
工務店なら家に関する疑問があれば工事担任者に確認してくれます。
工務店で相談や質問は建てた人に聞くのが1番早いので、解決が早いです。
我が家は購入後半年くらいで引き戸が引っかかる感じがしました、原因はたぶん子どもの使い方なんですが・・。
工務店に電話したら、すぐに責任者から折り返し電話があり、考えられる部品を持って夕方来てくれました。
その日のうちに引っかかりは解決、代金もかかりませんでした。
災害や故障の対応が早い
これは我が家と同じように、工務店の建て売りを買った友人の話です。
季節外れの大型台風で、隣の家のゴミ箱がシャッターを直撃、開かなくなったそうです。
すぐに工務店に電話したところ、翌日に見に来てくれて3日後には直ったそうです。
その家にどんな設備を使っているか知っているので、修理する場合も部品があれば持ってこれます。
顔が見える工事は、困った時の助けになるのも早いように思います。
工務店と仲介を見分けるには?
工務店の建て売りと仲介業者の建て売り、どこを見ればわかるのでしょう。
販売活動で、物件ごとに売り主か仲介かが分かるように表示する事は義務付けられています。
チェックするポイントは【取引形態】です。
【取引形態:仲介】となっていれば仲介業者の建て売り
【取引形態:売主】なら工務店の建て売り
となります。
たまに、工務店の建て売りでも販売は仲介業者に頼んだり、仲介業者を自社でもっていたりします。
その場合は、工務店なので対応は早いですが仲介手数料はかかります。
まとめ
いかがでしたか?
建売住宅にも2種類あること、知らない方も多いです。
家は何千万円もする買い物です。
この先何十年も住み、年月を重ねていきます、立地・広さ・設備・値段で家を選ぶのではなく総合的に良い家を選びたいものです。