一戸建てとマンションどっちがいい?重視すべき10項目で徹底比較

dotti_m

マイホームの購入を考えている皆さん、こんにちは。
ハウスメーカーで10年営業をしている大林です。

「一戸建てとマンション、どちらにしよう…」

マイホーム購入を検討する上で、一番最初に悩むところだと思います。

そこで今回は、世の中の人が重視する項目ベスト10と共に「一戸建てとマンションの比較」をしてみました。

是非、参考にして下さい!

1位 購入費用

konyu

一戸建て × 負け

同じ立地条件で比べた場合、購入費用は一戸建ての方が高くなる傾向にあります。
電気・水道を引き込むための工事費用や仲介手数料など、諸費用も多くかかります。

注文住宅の場合だと土地の価格も入って、更に高くなります。
打ち合わせを重ねるうちに要望が増え、当初考えていた予算を上回っていることも少なくありません。

マンション ○ 勝ち

同じ立地条件で比べたら、マンションの方が割安です。

土地が必要ないですし、後から費用が増えることも少ないので、予算通りに購入しやすいです。

2位 維持費

syurui (2)

一戸建て ○ 勝ち

メンテナンス費用は自分で積み立てる必要がありますが、あくまで自己責任ですので他に急な出費があった場合はそちらに充てることもできます。

また、ハウスメーカーの補償が使える場合は、メンテナンス費用が安く済んだり、ほとんどかからないこともあります。

他にも自治会費がかかりますが、マンションと比べると月々負担するものは少ないでしょう。

自分の家の敷地内に車を停める場合がほとんどなので、駐車場代もかかりません。

マンション × 負け

マンションの修繕に備え、月々平均7,000円ほどの修繕積立金がかかります。

しかも、修繕積立金は共用部分のみに適用される話。
自己所有範囲の修繕費に関しては、一戸建て同様自分で用意しておく必要があります。

また、管理費として月々平均15,000円かかります。
マンションは共用部分の管理・清掃を自分で行わなくていいのが魅力ですが、その分お金がかかるのです。

駐車場代もかかります。マンションによっては1台分無料のところもあります。

3位 資産価値

urenai

一戸建て ○ 勝ち

建物の価値自体は約20年でゼロになると言われていますが、土地部分の価値が残るのが一戸建ての大きなメリットです。

好条件の立地であればこの先、土地の価値が上がることも見込めます。

ただし、売却時に建物と土地がセットだと売れるのに時間がかかることもあります。

マンション × 負け

一戸建てと比べると、資産価値は低いです。

ただ建物だけを比べた場合は、マンションの方が資産価値は下がりにくいです。
立地が良いなど、建物自体に価値が残っていれば、20年以上経ってもマンションは売れます。

4位 立地

dotti (1)

一戸建て × 負け

閑静な住宅街に住みたいのなら、一戸建てはおすすめです。

しかし、駅や役所、病院やスーパーなどの利便性の高い土地に住みたい場合は、マンションと比べてかなり高額になります。

また、駅の近くは一戸建てが建てられるような土地自体少なく、価格の割に小さな家しか建てられなかったり、線路の真横だったりします。

駅から離れていても、車で生活する人であれば問題ないでしょう。
通勤通学に車を使えないのであれば、近くにバス停がある場所を選ばなくてはいけません。

マンション ○ 勝ち

マンションであれば、駅から徒歩圏内など、利便性の高い場所に建っていることが多いです。
駅から直結のマンションもあります。

同じ条件で一戸建てを購入するよりも割安です。

電車移動が中心の人にはマンションがオススメです。

5位 耐震性

dotti (7)

一戸建て △ 引き分け

両者ともに新築であれば耐震等級1以上あり、阪神・淡路大震災と同程度の地震でも倒壊しないようにできています。

耐震等級1とは、建築基準法で定められている最低基準と同程度の建物のことを指します。

耐震等級1 震度6強~7程度の地震でも倒壊しない
耐震等級2 震度6強~7の地震でも一定の補修程度で住み続けられる
等級1の1.25倍 学校・避難所等の公共施設と同レベル
耐震等級3 震度6強~7の地震でも軽い補修程度で住み続けられる
等級1の1.5倍 消防署・警察署等の防災施設と同レベル

つまり耐震等級1であれば、建物が崩れて命が奪われるようなことはありませんが、その後修繕して使い続けられるかどうかはわからないということです。

倒壊を防ぐだけでなく、その後の生活のことも考えるなら耐震等級2以上必要です。

一戸建ての場合だと、耐震等級2~3が多数派です。

一戸建てであれば等級を上げるのにもコストはかかりにくく、部屋も狭くせず補強できるため、ハウスメーカーのほとんどが等級2~3を採用しています。

なので、大きな地震が起きても、その後住み続けられる可能性が高いです。

一戸建てであればエレベーターも使わずに、すぐ外に避難できるという利点もあります。

マンション △ 引き分け

マンションのほとんどが耐震等級1です。

マンションの場合、等級を上げると大幅にコストがかかり、販売価格も高くなってしまうからです。

更に、柱も大きくなるため、部屋が狭くなってしまうという問題もあります。

等級1のため、地震の規模によっては修繕や建て替えが必要な場合もあるかもしれません。

耐震等級だけで比べれば、一戸建ての方が耐震性は強いと言えます。

しかし、マンションの方が地震に弱いとは一概には言えません。耐震等級はあくまで一つの基準でしかないからです。

マンションは耐久性や耐火性に優れた鉄筋コンクリートですし、揺れを抑える免震構造や揺れを制御する制震構造も導入されています。

中には備蓄庫付きのマンションもあります。しかしエレベーターがあるため、中層階以上はすぐに外に逃げられないというデメリットもあります。

地震が起きてみないと本当の耐震性はわかりません。地震に完璧に備えた物件というのはないと思っておいた方が良いでしょう。

6位 間取り

dotti (6)

一戸建て ○ 勝ち

注文住宅であれば、間取りが自由に決められます。

建売住宅でも、建築前のものであれば壁紙など自分で決められる部分も多いですし、リフォームも自由です。

また2階建てが一般的であり、部屋数も多いため、プライバシーの確保ができます。家族と適度な距離感を確保することができます。

また、窓が多く、風通しや日当たりも良いです。天井から光を入れることもできます。

収納も多く、庭も確保できるため、広々と暮らすことができるでしょう。

マンション × 負け

マンションであれば間取りは決まっています。

しかし、ワンフロアのため、家事導線がスムーズです。洗濯物を干すのに階段を上る必要がありません。掃除も楽ちん。

階段の上り下りがないので、老後も暮らしやすいです。

また、いい意味でも悪い意味でも、家族の距離感が近いです。
一戸建てよりはプライベートの確保しづらくなりますが、常に顔を合わせてコミュニケーションを大切にしたい家族には向いています。

中層階以上であれば展望も良いです。周りに高い建物がなければ日当たりも良いでしょう。

逆に、目の前がマンションだったりすると日当たりが悪い場合もあります。角部屋でない限り窓も少ないです。

7位 駐車場

dotti (5)

一戸建て ○ 勝ち

敷地内にあるためもちろん無料です。

玄関との距離も近いため、雨が降っても濡れにくいです。

カーポートをつければ完全に雨に濡れることなく移動できますし、車や自転車も敷地内においておけるので雨ざらしにならず安心です。

マンション × 負け

有料のところが多いです。

1階の物件であればバルコニー側に駐車場がついている場合もありますが、基本的には駐車場まで距離があるため、荷物が多いときや小さな子どもを連れているときには大変です。

地下に駐車場があるところであれば、車も汚れず雨に濡れる心配もなくて良いですね。

8位 セキュリティー

dotti (3)

一戸建て × 負け

setto

上のグラフにあるように、一戸建ては一番空き巣に狙われやすいです。

窓やドアが多い分施錠漏れも多いため、被害に遭いやすいのです。

なので、自分でしっかりと防犯対策をしなくてはなりません。

とはいえ、警備システムや防犯カメラにはコストがかかります。

マンション ○ 勝ち

最近のマンションは強固なセキュリティーに守られています。

エントランスにオートロックが採用されていたり、防犯カメラがいくつもあったり、管理人が見回りしたり、警備会社と提携していたりしています。

三重、四重のセキュリティーなので、犯罪対策がバッチリです。

そういった面で、管理費がかかってもマンションは人気なのです。

特に子供がいる家庭。親は少しでも子供に安心な生活を願いますからね。

そのため、マンションを選択する親は多いです。

9位 ペット環境

pet

一戸建て ○ 勝ち

基本的に一戸建てであれば、どんなペットを飼おうと自由です。

大切なペットのために設備も自由に整えることができます。

マンション × 負け

まず、ペット可のマンションに絞って探さなくてはいけません。

ペット可のマンションは8割以上と多いのですが、種類や頭数などの条件が決まっているところも多いです。

大型犬は飼えないというところや、ペット会費が必要なところもあります。

また、マナー意識も必要です。住民同士のトラブルに発展しないよう配慮する必要があります。

しかし、ペット共生型マンションは違います。

ペット共生型マンションを選べば、共用部分に足洗い場やドッグランなどの設備がついていたり、オプションで室内にペットドアやフェンスがつけられる場合もあります。

また、獣医さんやドッグトレーナーへ相談できたり、交流会やイベントなど、飼育サポートサービスが充実しているところもあります。

入居者のほとんどがお互い動物好きの可能性が高く、コミュニケーションが取れることも。

10位 設備

dotti (4)

一戸建て △ 引き分け

一戸建てであれば、自分の敷地内を好きなように使うことができます。

もちろん設置するだけお金はかかりますが、浴室乾燥機や食洗器、床暖房など、自分に必要なものだけを厳選して設置できます。

庭もあるので、ガーデニングやバーベキューも楽しめます。(もちろん近所迷惑にならない範囲で。)

マンション △ 引き分け

浴室乾燥機や食洗器などの設備は有料オプションでつけることができます。

最近では、ディスポーザーがついているマンションも多くあります。

ディスポーザーとは、シンク下に設置する生ごみ粉砕機のこと。夏場にニオイも気にならずとても便利ですよ。

そしてマンションの醍醐味としては共用施設です。

宅配ボックスやキッズルーム、パーティールーム、来客が宿泊できるゲストルーム、公園、プールなどなど…。

高級マンションでなくとも、フロントサービスが付いているマンションも多いんですよ。
郵便物や宅配の発送、クリーニングの取次、タクシーの手配など、サービスのバリエーションも豊富です。

逆に、利用しないのであれば管理費ばかりかさんで勿体ないかもしれません。

まとめ

dotti (2)

一戸建てとマンションでそれぞれの項目で勝敗を決めてみました。

しかし、本当にどちらがいいのかはあなた次第。

自分にはどちらが向いているのか、生活スタイルや家族構成を踏まえて決めましょう。

一戸建てが向いている人

・自由に暮らしたい
・部屋や設備は必要最低限でこだわりたい
・小さな子供がおり、防音が気になる
・車移動が中心、車を複数台持っている
・庭でガーデニングやバーベキューを楽しみたい

マンションが向いている人

・気楽に暮らしたい
・共用施設やサービスを利用して快適に暮らしたい
・夫婦だけ、子どもが1人
・電車移動中心、車は1台以下
・防犯性重視

是非、あなたのマイホーム選びの参考にしてみてくださいね!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る