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マンションが売れない原因と対処法まとめ

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マンションが売れないと悩んでいる皆さん、こんにちは。
ハウスメーカーで15年営業をしている田中です。

「マンションが売れないのはなぜ?」

このような質問をよく受けます。
もちろんマンションが売れないのは理由があります。

そこで今回は「マンションが売れない原因」「売るための対処法」を書いてみたいと思います。

マンションが売れない原因

価格設定が高い

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売れない原因のほとんどがこれです。

当たり前ですが、マンションにも相場があります。
相場に合っていない価格設定では売れません。
新築とほとんど変わらない価格だったり、相場より数百万円も高かったり。

こんなマンションは売れるはずがありません。
中古のマンションを求める人は、安さを重視していますからね。

もちろん価格を決めるのは売る人の自由です。
でも、買う人もバカじゃありません。
買う人はネットで大まかな相場を調べたり、似たような物件の価格を比較したりします。

なので相場よりも高いマンションはすぐに分かるのです。
相場より高いと分かれば、誰ひとりとして買いません。

しかもマンションが売れ残り続ければ、いわくつきの物件と思われます。
そうなればマンションの価値が下がり、価格設定を安くせざるを得ない状況になるのです。

価格設定を高くしすぎると、売れないし、最終的に大損するし、良いことがひとつもありません。

築年数が10年以上

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マンションを買う人は築年数をかなり気にします。
統計によれば、買う人の6割以上が築10年以内のマンションを求めています。
築10年以内を求める理由は主に2つ。

1つ目の理由は安全と考えているから。
買う人は耐震性を気にします。
築年数が経っていると、マンションの耐震性に不安を感じます。日本は地震が多いですからね。

もちろんマンションは古くても耐震性に問題はありません。
でも買う人は新しいマンションであればあるほど安全と考えます。

では世の中の人は、築何年のマンションが安全と考えるのか?
それが築10年以内なのです。

2つ目の理由は維持費が安いから。
マンションを買う人は、毎月の維持費(管理費や修繕積立金)を気にします。
維持費が高いと、生活に影響が出ますからね。少しでも安く抑えたいと思っています。

でも、古いマンションは維持費が高いです。
古くなればなるほど、補修が必要になりますからね。
新しいマンションよりも、維持費が2倍以上も高いことはよくあることです。

古いマンションの維持費を知った人は何を思うのか?
高い維持費を払うのはもったいないと思うのです。
その結果、購買意欲が無くなったり、もっと新しいマンションが欲しいと思ったりします。

では世の中の人が安い維持費と感じるは築何年なのか?
それが築10年以内なのです。

築10年以上のマンションを売る人は、時間がかかる、値下げせざるを得ないと思ったほうがいいでしょう。

悪徳な不動産会社が仲介している

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世の中には悪徳の不動産会社が存在します。
それは仲介手数料で儲けようとする会社です。

不動産会社はマンション売却の仲介をすると手数料が貰えます。
一方、購入の仲介をしても手数料が貰えます。
もし、ひとつの物件で購入・売却のどちらも仲介をすれば、両方の手数料が貰えるのでウハウハです。

悪徳の不動産会社は、両方の手数料を貰おうとします。
売却の依頼をされると、購入希望の人が出てくるまでずっと待ち続けるのです。

他の不動産会社から「買いたい人がいるよ」と 連絡があっても全て無視。
購入する人を自分達で見つけて、売却・購入の両方の仲介手数料を貰うために、数少ない売れるチャンスをわざと潰すのです。

なので、悪徳の不動産会社に売却の依頼をすると、マンションは売れにくいです。
もちろん、他の不動産会社の連絡に応えたからといって、売れるとは限りません。
でも売れるチャンスを逃しているのは間違いないでしょう。

世の中にはそんな悪徳な不動産会社がたくさん存在するのです。

内覧前に掃除をしない

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「きれいなマンション」と「汚いマンション」。
買う人はどちらを買いたいと思いますか?
もちろん「きれいなマンション」ですよね。

人の第一印象は見た目で決まると言われていますが、マンションも一緒です。
見た目が悪いと、間違いなく売れません。

見た目を良く見せるにはどうすればいいのか?

徹底的に掃除をするしかありません。
玄関まわり、リビング、キッチン、浴室、トイレ、収納スペースなど。

家の中のすべてを掃除をするのです。
家の中がきれいになれば、見学する人の購買意欲を高めることが出来るでしょう。

買い手がつかないまま放置するとどうなる?

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維持費を延々と払い続けることになります。

マンションは固定資産税のほかに、管理費、修繕積立金の維持費を払わなくてはいけません。
1年間所有しているだけで、数十万円の維持費です。
もはや資産ではなく、大きな負債となります。

またマンションは古くなればなるほど価値も下がります。
価値が下がれば、必然的にマンションの売値を安くせざるを得ないわけです。
なので、買い手がつかない状況が続くと、良いことがひとつもありません。

でも、マンションはきちんと対処を行うと売れるのです。
ということで、次はマンションを売るための対処法を紹介したいと思います。

売るための対処法は?

対処法は主に3つあります

・価格設定を見直す
・マンションの質を上げる
・不動産会社を見直す

では順番に見ていきましょう。

価格設定を見直す

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たいていの人はこの対処法を行います。
マンションの価格を下げるしか方法がないと思っているからです。

たしかに価格を下げれば、売れる可能性は高くなるでしょう。
でも、その決断が何百万円の損をすることもあるのです。

スペックが似ている2つのマンションが200万円の差で売れる。
これはよくある事例です。
200万円の差がつく原因は、売るタイミングだったり、不動産会社の営業力だったりする場合が多いです。
なので、価格設定を見直さなくても、売れることは結構あるんですよね。

もし、価格を下げるのであれば、慎重に決断をしましょう。

マンションの質を上げる

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マンションの質を上げるために、リフォームをする人がいます。
たしかにリフォームすれば、アピールすることが出来るでしょう。
でも、リスクが大きいです。

世の中にはリフォームを求めていない人が大勢います。
それは少しでも安く買いたい人です。

リフォームをすれば大きな費用が掛かるので、その費用を上乗せして売らなければいけません。
少しでも安く買いたい人が、高くなったマンションを買いたいと思いますか?
思いませんよね。

また世の中には自分好みにリフォームをしたい人も大勢います。
リフォームする前提で買う人が、わざわざリフォーム済みのマンションを買うと思いますか?
買うはずがありません。

もちろん、リフォームをしたおかげで売れることもあります。
でも大金を掛けてリフォームをしたのに、売れなかったら…。お金のムダです。
実際、リフォームして売れないことはよくあります。

大きなリスクを背負うぐらいなら、リフォームしないほうが良いでしょう。

不動産会社を見直す

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この対処法は、みなさん行わないんですよね。
でも、この対処法が1番オススメなんですよ。
それは高値で素早く売れるようになるからです。

実は不動産会社によって得意分野があるんです。
都心の物件を得意としていたり、郊外の物件を得意としていたり、一戸建てを売るのが得意だったり、マンションを売るのが得意だったり。

不動産会社の選択で、売値や売れるスピードが全然違います。
実際、不動産会社を変えただけで「価格を下げずに売れた」「すぐに売れた」という声をよく聞きます。

では、どうやって自分に合った不動産会社を見つけるのか?
まずはたくさんの不動産会社に声を掛ける。
そして、その中から自分に合った不動産会社を吟味すればいいのです。

でも、たくさんの不動産会社に声を掛けるのって面倒ですよね。
そこで便利なのが「一括査定」というシステムです。

一括査定は一回の申込みだけで、複数の会社に査定の依頼ができます。

もちろん手数料は一切かかりません。

しかも申込みがとても簡単です。
スマホやパソコンから、個人情報・マンション情報を入力するだけ。
わざわざ不動産会社に来店しなくても、家でスマホやパソコンをポチポチするだけでいいんですよね。

申込み完了後、数時間~1週間ほどで査定額がメールで届きます。
当然、アナタは複数の不動産会社の査定額を比較しますよね。

それは不動産会社も分かっています。
分かっているから、安い査定額を提示しません。

あとは査定額の高い不動産会社から順にやりとりをして、自分に合った業者を見つければいいのです。

自分に合った不動産会社が見つかれば、マンションを高値で素早く売ることが出来るでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
マンションが売れない原因は主に4つあります。

・価格が高い
・築年数が10年以上
・悪徳な不動産会社が仲介している
・内覧前に掃除をしない

でも理由を知っただけでは、マンションは売れません。
売るためには「対処」しなければいけません。
対処法は主に3つあります。

・価格設定を見直す
・マンションの質を上げる
・不動産会社を見直す

でも、なるべく損をしたくないですよね。
出来ることなら高く売りたいのが本音。

だから、一番損をしない不動産会社の見直しをしましょう。
不動産会社を変えるだけで、売値や売れるスピードが全然違いますよ。